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いちいち銀行に行かなくても、お金を振り込んだり移したりできるネット銀行(インターネットバンキング)。
手続きが楽チンなだけではなく、手数料が無料〜リアル店舗よりも圧倒的に安いことから、近年利用者がどんどん増えています。

とは言うものの、ネット銀行の種類が多すぎて、どれを選べばいいのか・・・正直よくわからない!というあなたに。

「ATM手数料」「振込手数料」「預金金利」「使いやすさ」という4つの観点からネット銀行14社を徹底比較してみました。

1. そもそも、ネット銀行とは?

ネット銀行(インターネットバンキング)とは、パソコンやスマートフォン、タブレットなどを使って、インターネット上で銀行取引振込、残高照会、金融商品の購入など)を行うサービスのことです。

ネット上で取引ができるのであれば、わざわざ銀行まで行かなくても自宅で作業OK。
特に口座を持っている銀行の店舗が遠くにある人にとっては、ネットバンキングサービスが充実したことで、以前よりかなり便利に利用できるようになりました。

ただし、例外として現金の入出金だけはATMを利用する必要があります(当然ですね)。

どんな銀行でネットバンキングが使えるの?

実は、ほとんどの銀行でネットバンキングを利用することができます。

銀行に口座を持っていない人はいないと思いますので、すでに口座のある銀行でネットバンキングが使えれば最も便利ですよね!

ネットバンキングの使える銀行の種類は「リアル店舗を持つ銀行」「リアル店舗を持たない(インターネット銀行のみの)銀行」の二種類に大きく分けることができます。

リアル店舗を持つ銀行(大手銀行編)

リアル店舗とは、実際に町中に支店を構えている銀行のことを指します。
三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行のような大手銀行ですと、「○○ダイレクト(三菱東京UFJダイレクトなど)」という名前でネットバンキングサービスを提供しています。

こうした「○○ダイレクト」を利用するためにはただ口座を持っているだけではだめで、利用するには「○○ダイレクト」に別途申し込みをする必要があるんです。
もちろん、IDパスワードもATMを利用するときの口座番号や暗証番号とは別に設定します。

この辺りの情報管理を怠ると、コールセンターへの問合せ再設定の手間が生じて面倒になるので気をつけてくださいね。

リアル店舗を持つ銀行(地方銀行編)

特定の地方にしか支店を持たない地方銀行も、ネットバンキングを持っている場合があります。
スルガ銀行静岡銀行、愛媛銀行などが有名ですが、他にもさまざまな地銀がネットバンキング用の支店を設けています。

この場合、ネットバンキング専用の支店をオンライン上に開設していますので、こうした支店に口座を作ることでネットバンキングを利用できるようになります。

インターネット銀行

リアル店舗を持っておらず、ネットバンキング専業の銀行です。
住信SBIネット銀行、楽天銀行、じぶん銀行、ソニー銀行、大和ネクスト銀行、ジャパンネット銀行の6つが現在営業しています。

店舗や自社のATM、預金通帳がないぶん人件費や土地代などのコストを削減できるので、預金金利が高く手数料が安いのが特長です。

新規口座開設の手続きを済ませれば、簡単にネット銀行が利用できるようになります。

ポイントまとめ
・ネット銀行(インターネットバンキング)は、現金入出金以外の取引をネット上で行える仕組み。
・リアル店舗を持つ大手銀行・地方銀行や、インターネット専業のネット銀行でネットバンキングシステムを使うことができる。

2. ネット銀行のメリット・デメリットは?

【メリット】とにかく便利で手数料が安い

ネットバンキングの最大のメリットは、わざわざ銀行やATMまで出かける必要がほとんどない点にあります。

外が寒かったり天気が悪かったりすると、銀行に行くのが億劫で億劫でたまりませんよね・・・ネット銀行だと自宅のパソコンや出先のスマートフォンから気軽に残高を見たり振込を行ったりできるのて本当に便利です。

また、リアル店舗を運営するために必要な人件費をカットできるので、預金金利手数料の面でお得なことが多いのも嬉しいところ。

【デメリット】情報管理がちょっと面倒かも

ATMを利用するためには、キャッシュカードや預金通帳を持って4桁の暗証番号を覚えていればOK。

一方、ネット銀行の場合は上記とは別にID、そして桁数や種類の多いパスワードを管理する必要があります。
最近では、セキュリティを強化する必要から複数のパスワードやログインシステムが設定されるようになり、管理がより煩雑に。

セキュリティ管理のことを考えると仕方がないことなのですが、これを忘れてしまうと自分の口座にログインできなくなったり、場合によってはコールセンターに電話してパスワードを再設定したりと、ちょっと面倒なことになります。

昔IDとパスワードを忘れたことがあるのですが(大掃除の時にパスワードを記入した手帳を廃棄!)、一週間ログインできなくなって大変な目に遭いました・・・!

ポイントまとめ
・メリットは、利便性の高さと金利・手数料のお得さ
・デメリットは、IDやパスワード管理の煩わしさ

3. 【手数料・金利・使いやすさ】ネット銀行の主要14社を4つの観点から比較してみた

では、各銀行のネットバンキングは何がどう違うのでしょうか。

ネット銀行を選ぶ時に重要な4つの観点「ATM手数料」「振込手数料」「金利」「使いやすさ」から、各ネットバンキングを比較した早見表を作ってみました。

比較対象は、大手・地銀・ネット銀行から主要14社。

【大手銀行】5社
「三井住友銀行」「三菱東京UFJ銀行」「みずほ銀行」「ゆうちょ銀行」「新生銀行」

【地方銀行】3社
「スルガ銀行」「静岡銀行」「関西アーバン銀行」

【ネット銀行】6社
「住信SBIネット銀行」「楽天銀行」「じぶん銀行」「ソニー銀行」「大和ネクスト銀行」「ジャパンネット銀行」

【1】ATM出金手数料で比較してみた

全銀行で完全無料の新生銀行が、この中では飛び抜けてお得ですね。次に住信SBIネット銀行、じぶん銀行の順で無料の範囲が広いです。

コンビニ手数料

少し奇妙な話ですが、自社ATMを持つ銀行よりも、自社ATMを持たない(他社ATMのみ)ネット銀行の方が手数料無料の範囲が広いということになります。

【2】振込手数料で比較してみた

多くの銀行で自行宛の振込手数料は無料ですが、他行も含めると大和ネクスト銀行の無料範囲の広さが目を引きます。

大和ネクスト銀行は、ATM手数料には特筆すべきものはありませんでしたが、振込用口座としては優秀だと言えそうです。

全体的には、やはりネット専業銀行手数料無料範囲(回数)の広さが目立ちます。
大和ネクスト銀行に続いて住信SBIネット銀行、新生銀行、じぶん銀行あたりがおすすめです。

【3】金利で比較してみた

14社で目立った差はありませんでした!

金利の比較表

銀行によって金利が数倍レベルで異なるのは確かな事実なのですが、最も高い0.500%(新生銀行で口座開設月を含む当初3ヵ月目の月末までに口座開設)も3ヵ月の定期預金。

超がつくほどの大金持ちでない限り、金利で銀行を選ぶ必要はないでしょう。
資産形成は預金以外の運用方法をおすすめします。

【4】利用可能なATMで比較してみた

どの銀行のキャッシュカードでもコンビニATMはすべて利用できます。これは便利!

利用可能ATMで比較してみた

となると、出金のためにATMを利用する場合はコンビニだけ利用すればよく、あとはコンビニにおける利用手数料で比較するのが賢い考え方でしょう。

したがって、手数料と使いやすさの観点でネット銀行を選ぶのであれば新生銀行、住信SBIネット銀行、楽天銀行、じぶん銀行、ソニー銀行あたりがおすすめです。

ちなみに、私は住信SBIネット銀行と大和ネクスト銀行の口座を開設しています。
入出金や振込がほとんどなのですが、どちらも無料で済ませることができてとても助かっています。

手数料って一回あたり100円や200円ですから、つい「大したことないな」と思ってしまいがち。
しかし、チリツモ効果で年間5,000円以上損していることも多いんですよ。

手数料は自分の努力によって減らせますから、「無料」にこだわるべき!

ポイントまとめ
・ネット専業銀行のATM手数料・振込手数料が安い
・どのキャッシュカードでもコンビニATMは利用できる
・コンビニATMの利用手数料が安いネット銀行を選ぼう

4. ネット銀行の質問あるある4選

【1】安全性って大丈夫なの?

100%安全なネット銀行はありません。が、万が一何かしらの被害に遭っても被害補償をしてもらえます。

インターネット経由で口座開設や取引を行うとなると、ネット犯罪個人情報の管理が気になるところ。
こうしたネットセキュリティの備えは、どの銀行でも大変力を入れて取り組んでいます。

例えば一回きりしか使えないトークンというパスワードを発行したり、モバイルデバイスを絡めた二重三重のロックをかけたりしています。
あえていえば、自分の方でそういったパスワードの管理はきっちりしておきましょう。

【2】口座の名義人が死亡したらどうなるの?

相続人が名義を自分へ変更するか、あるいは解約するかのどちらかを選択します。

まず、カスタマーセンターに問い合わせて手続きの詳細を教えてもらいましょう。

注意しておきたいのは、隠し口座など相続人や周囲の人が故人の口座の存在を知らない場合、その口座は誰かが行動を起こさない限り自動的に継続されていくということ。

銀行側から本人確認をすることはないので、心当たりのある場合は生前に口座の存在や口座番号程度は誰かに教えるか、情報を記載した書類を残しておくような手立てが必要でしょう。

【3】パソコンがなくても使えるの?

パソコンがなくても、スマホのインターネット機能を使えば使用可能です。

スマホすら所有しておらず、インターネット環境が身近に存在しない場合はネットバンキングのほとんどの機能を使用することができません。
ですが、インターネットから隔絶された環境にいてネットバンキングを利用する人はほとんどいないでしょう。

手元にパソコンがなくても、スマホでネットができればネット銀行は普通に使えます。
もっと言うと、出入金はATM経由ですからインターネットすら関係ありません。

そう考えると、ネット銀行に対するハードルは思ったより低いですよ。

【4】本人確認ってどうするの?印鑑って必要?

口座開設のときには本人確認が必要ですが、印鑑不要です(オンラインですから・・・)。

その代わりに、免許証保険証のような本人確認書類や、マイナンバー(マイナンバーカード)を使って本人確認を行います。

こうした書類のコピーを取る必要がありますので、自宅やコンビニなどのコピー機で用意してくださいね。

ポイントまとめ
・セキュリティはかなりしっかり備えがある
・パソコンがなくても、ネット環境さえあれば何とかなる
・印鑑不要、ただしマイナンバーと本人確認書類を準備

5. 【ぴったり診断】おすすめのネット銀行はどこ?

ネット銀行のことはだいたいわかったけど、結局どれを選べばいいかわからない・・・と迷っている人のために、使い方やライフスタイルを大きく4つに分けて、おすすめのネット銀行がひと目でわかるように整理してみました。

ネット銀行を検討している人によくあるこだわり。
あなたは、どれに当てはまりますか?

【1】ATM出金手数料無料にこだわるなら「新生銀行」

ATM出金手数料無料にこだわるなら「新生銀行」

出典元:新生銀行

全銀行で、出入金手数料完全無料は新生銀行だけ。
ATM出金手数料無料にこだわるなら、新生銀行の一択でしょう。

新生銀行ATMはもちろん、セブンイレブン提携する下記コンビニATMが出金・残高照会・預入ともに24時間365日手数料無料で使えます。

【新生銀行の提携コンビニATM】(一部抜粋)
・ セブンイレブン
・ ローソン
・ ファミリーマート
・ ミニストップ  など

さらに、新生ステップアッププログラムのステージによっては、ネットでの他行宛て振込手数料最大月10回無料に。
何もステップアップしなくても誰でも月1回は他行宛て振込手数料は無料ですが、2回目以降は税込308円なのでご注意を!

もっと言うと、新生銀行では振込やイーネットATMの利用でTポイントも貯まります。
イーネットATMとは、コンビニやスーパーで見かけるこのマークが付いたATMのことです。
見たことありませんか?

2017年2月末時点でイーネットATMは全国に13,631台。
便利なだけでなく、それが無料で使えて、かつTポイントも貯まるのはポイント高しであります。

ちなみに

住信SBIネット銀行も利用可能ATMの範囲においては新生銀行に次ぐ使いやすさですが、手数料で比べると使い始めの時点(ランク1)で月2回までしか無料にならない(3回目以降、税込108円)ので、ATM手数料無料にこだわるなら迷わず新生銀行を選ぶべきです。

楽天銀行もセブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップ、イーネットATMなどコンビニで使えますが、出金はすべて216円(イーネットATMとローソンは270円)。

入金も3万円以上は無料ですが3万円未満の出金は216円〜270円の手数料がかかることから、ATM手数料無料にこだわるなら、やはり新生銀行の一択でしょう。

【2】振込手数料無料にこだわるなら「大和ネクスト銀行」

振込手数料無料にこだわるなら「大和ネクスト銀行」

出典元:大和ネクスト銀行

積み重なると負担が大きい振込手数料
大和ネクスト銀行なら、月3回まで他人名義口座への振込手数料が無料です(4回目以降は216円)。

自行宛て振込手数料が無料のところは多いですが他行他人名義口座への振込が無料のネット銀行は意外とないので、通販やネットオークションでの支払いにかかる振込手数料を節約したい人は、大和ネクスト銀行を選ぶといいですよ。

たとえば、毎月3回振込した場合

【振込手数料】216円×月3回×12ヶ月=年間7,776円 もお得に。

さ・ら・に!大和ネクスト銀行は、他行の本人名義口座への振込が、いつでも何度でも無料になるのも嬉しいところ。
口座を貯金用と普段使い用に使い分けたい人にも便利なサービスですね!

【次点】新生銀行とソニー銀行が月1回まで無料

振込手数料のお得さにおいて、大和ネクスト銀行以外でおすすめを挙げるなら新生銀行ソニー銀行です。

新生銀行はステージによって振込手数料が無料になる回数が変動するのですが、使い始めの段階で誰でも他行宛て振込手数料が月1回無料(2回目以降ステージに応じて108円〜308円)。
自行宛て振込手数料は何度でも無料です。

新生銀行はATM手数料無料範囲がずば抜けて広いので、ネット銀行は手数料無料で出入金できたらOKで、他行への振込はほどんどしないよって人は新生銀行を選ぶとよさそうです。

また、ソニー銀行も同じく他行宛て振込が月1回無料(2回目以降は税込216円)。
セブン銀行、イオン銀行のATMでは24時間365日何度でも無料で出入金できるので、こちらもなかなか魅力的・・・!

【3】コツコツ積立にこだわるなら「じぶん銀行」

コツコツ積立にこだわるなら「じぶん銀行」

出典元:じぶん銀行

毎月一定の金額を本人名義の他行口座から、じぶん銀行の口座へ自動送金できるこのサービス。

コツコツとした積立やローンやカード、家賃の支払いで口座振替の準備をしたい時、積立用の口座へ給与振込口座から毎月手作業で振込したり、わざわざ現金をおろしてATMで手入金していませんか?

あれ、地味に面倒なんですよね・・・。

そんな時は、じぶん銀行「定額自動入金サービス」がだいぶ便利です。
一度登録しておけば、あとは自動で毎月定額を取り寄せできるので、毎回振込やATMで入金する手間がなくなって、「やばい!忘れてた!」ってことがなくなります。

自動送金にかかる手数料は、もちろん無料

「明日までにお金入れとかないと」

といった変な焦りや不安から解放されるので、手間がなくなるだけではなく精神的も健康に過ごせますよ。

自動送金の機能をコツコツ積立目的で利用するも良し、口座振替の準備し忘れ予防に使うも良し。
とにかく、ものすごく便利なのは間違いありません。

【4】どこでもお金を下ろせる!ATMの数にこだわるなら「ソニー銀行」

どこでもお金を下ろせる!ATMの数にこだわるなら「ソニー銀行」

出典元:ソニー銀行

コンビニをはじめ、全国9万台以上の提携ATMを手数料無料で利用できるソニー銀行

セブン銀行、イオン銀行ATMなら、何回でもATM手数料無料、その他のATMも合計月4回まで無料に(5回目以降は税込108円)。
時間外手数料も不要です。

ATMって、急いでいる時に限ってなかなか見つからないんですよね。
全国に9万台以上ATMがあるソニー銀行を選べば、もうATM探しに困ることもありません。

6. まとめ

ネットバンキングは、銀行に行く手間を大きく省いたとても便利なサービスです。
ATM手数料や振込手数料を比較すると、店舗を持たないネットバンキング専業のネット銀行に口座を開設するといいですよ。

特に、ATM手数料無料範囲がずば抜けて広い新生銀行住信SBIネット銀行じぶん銀行「おすすめランキングトップ3」です。
口座開設は無料ですから、ぜひこれらの銀行に口座を開設してみてくださいね。