はじめまして「こにく」と申します。
普段は、女性向けに恋愛だの仕事だの生き方だののコラムをマイペースに書いております。
さて、こにくですが、アラフォー独身の一人暮らしでございますので、目下の恋人はお酒でございます。
年間で360日はお酒と一緒です。
男よりも仕事よりもなによりも、こにくを裏切らないのはお酒です。
いつでもどこでも、夢心地の酩酊の国へ連れて行ってくれます。
ただその後には、死にたくなる二日酔いの国にも引きずり降ろされますが、それでも別れられない、ニクいやつ「お酒」。

しかし、無数に種類と銘柄があるお酒には、ときに「ハズレ」がございます。
というのも、決してそれが「マズイ」わけではなく「自分の口に合わない」やつを買ってしまう時というのは、往々にしてありますよね。
今回は、そんな「アルコールラバーあるある」の対策として、「ハズレだったときのお酒の飲み干し方」をご提案いたします!
アルコールラバーらしく、処分方法は「飲む」ということに限定。(「料理に使う」「風呂に入れる」などは除外)
処分に困る分量で売っているワイン、日本酒、焼酎の3アイテムにおいて、ハズレでも極上のカクテルとして消費できるレシピを一挙公開いたします。
※写真はイメージです。
写っているお酒が「バズレ」というわけではありませんので、あらかじめご了承ください。
1. おしゃれメニューに大変身!ワイン編
ワインは、今では輸入ものはもちろん、国産でもとても安くて美味しいものが手に入るようになりましたよね!
しかし、購入前に味見ができない分、はじめて出会うときにはドキドキです。
ドキドキした暁に、夢破れてしまった場合、そんな彼(※注:ワインのこと)をおいしくいただくには、こんな方法がございます!
(1)混ぜるだけで超簡単!「なんちゃってサングリア」
・フルーツジュース
・氷(お好みで)
手っ取り早いのは、フルーツジュースを加えて即席サングリアにしてしまうことですね!

オレンジがいちばん無難だと思いますが、渋みの強いものであればアップルやパインでも意外といけます。
割合はお好みですが、ワイン7に対し、ジュース3くらいからお試しください。
(2)シナモン香る「ちゃんとサングリア」
ワイン(赤)+好みのフルーツ+シナモンスティック

・フルーツ
・シナモンスティック
今や、居酒屋でも気軽に飲めるようになったサングリアですが、自分で作ると唯一無二の味になってとっても仕上がりが楽しみですよ!!!
基本的にはフルーツはなんでもよくて、柑橘系はもちろん、りんご、キウイ、バナナ、意外と柿もおいしく浸かります。
そして、なによりも必須なのはシナモンスティック!!!
これがあるのとないのとでは、仕上がりは雲泥の差ですので、マストでお願いします。
居酒屋でさくっと出されるサングリアには、シナモンの香りがしないものも多く、ちょっと物足りなさを感じているこにくですが、シナモンがしっかり香るサングリアを味わったらもう病みつきですよ〜!

ワイン1瓶(約750ml)で漬ける分に対して、シナモンスティック1本くらいでOKです。
フルーツはすべて適当な大きさに切り、ワインをひたひたにしてしっかりと蓋をし、冷蔵庫で24時間以上寝かせます。
白ワインのときはシナモン無しで
サングリアは白ワインでもつくれますが、その場合シナモンは無しで。
辛口の白ワインには、レモンを中心に甘みの強いいちごやりんご、オレンジ、キウイ、梨などがよく合います。
甘口のときは、グレープフルーツやレモンの柑橘系でまとめると失敗が少ないと思います。
(3)弾ける爽やかさ「ワインスプリッツァー」
・ソーダ水
・氷
一般的に、白ワインをソーダで割ったカクテルをスプリッツァーといいますが、こにくは赤ワインでもスプリッツァーをよく作ります。
ワインがハズレだったときだけでなく、ソーダでほどよくアルコール濃度が和らぐので、チェイサー気分でおいしくいただけます。

ワインとソーダの割合は1:1くらいから、お好みでお試しください。
ワインが渋い、辛い場合にはトニックやサイダーでもおいしくいただけますよ〜!
2. フルーツの香りで華やかに!日本酒編
日本酒ブーム、きてますね!
こにく、実は日本酒は数年前まで苦手でしたが、最近はけっこう飲んじゃうようになりました。
しかし、次の日ドロドロにさせる戦闘力の高さは他のアルコールを抜きん出ていますので、その可愛く甘い口当たりに気をつけなければならない、悩ましい存在でもあります。
とはいえ、そんな彼(※注:日本酒のこと)も、ときには「ハズレ」を引くことも・・・。
でも、そんな大事な彼(※注:日本酒のこと)を、料理に使う前に、おいしく飲み干してしまう方法もけっこうあるんですよ!
(1)さっぱり爽やか「日本酒スプリッツァー」
・ソーダ水
・柑橘類の果汁
・氷
英語圏では「ライスワイン」と表現されるだけあって、実は日本酒はワインのようにスプリッツァーにしてもとっても美味!
レモンやグレープフルーツ、オレンジなどの果汁を加えればもっと爽やかになって、ぐいぐいいけちゃいます。

お好みの割合で混ぜるだけ!
(2)酒漬けフルーツも美味しい「フルーツ日本酒」
・ドライフルーツ
・氷(好みで)
ふと目に止まったドライマンゴー。
こいつを日本酒に投入してみたらどうなるのか?
・・・うまいに決まってるやん!!!!と思い、試してみました。

時間が経つにつれ、どんどんマンゴーの甘みが滲みだし、なんともフルーティな味わいに!
そしてマンゴーも日本酒で「戻した」状態になり、生のマンゴーのようにつるりとした食感に。
きっと他のドライフルーツでもおいしいはず。
お好みで試してみてください。
(3)い●はすを混ぜるだけ「なんちゃって果実酒」
・フレーバー付きの天然水(いろはすなど)
・氷
ドライフルーツが戻るのを待ってられない!というときには、フレーバーウォーターで手っ取り早く果実酒を楽しむことができます。

基本的にはどの味でも合うと思います。
1:1くらいの割合から始めてみて、ご自身の好きな比率を見つけてくださいね。
あまりに飲みやすいので、これは飲み過ぎ注意です!(笑)
3. 何を混ぜても美味しい!焼酎編
そして最後は、酒飲みの心の友「焼酎」!
彼の華麗なメタモルフォーゼといったら、ほんとうに無限の可能性を秘めておりますね。
クセのあるものないもの、さまざまですが、焼酎が1本あればかなり酒飲みライフは楽しくなります。
ロックや水割りではちょっと口に合わなかった、そんなときにお試しいただきたいのがこれらの方法!
(1)組み合わせは無限大「果実チューハイ」
・ソーダ水
・果汁
・氷

はい。
いちばんベターなのは、ソーダと果汁で割っちゃう方法ですね。
定番のレモン、グレープフルーツなどの柑橘系はもちろんのことですが、お好みによってレシピは無限に!
例えば・・・
トマトジュースでトマトチューハイ、ピーチネクターで桃チューハイ、りんごジュースでりんごチューハイなどのバリエーションも楽しめます!
(3)心地いい苦味「なんちゃってホッピー」
・ノンアルコールビール
こにくは関西在住ですが、ホッピーほど関西で飲まれない美酒もないのではないかと思います。
ホッピーはそもそも戦後にビールが高級だったためその代用品として作られたものだそうで、要は「うっすいうっすいビール」なのですが、関東圏で飲まれている「ホッピー」は、焼酎をそれで割ったアルコールドリンクのことも指します。
じゃあそれを身近にあるものでやっちゃおうということで、ノンアルコールビールで割ってみたところ、これは美味。成功です。
ただ、本家のホッピーに親しまれている方は若干苦味を感じるかもしれませんが、ビール好きの方であればまったく問題なく飲めるはず。
ビールの苦味そのままに、焼酎の量を調整すればかなりガツンとくる味になりますよ〜!
(4)まろやかな新境地「牛乳酎」
・牛乳(成分無調整などの濃いめのやつをチョイスするとベター)
・氷
アルコールラバーの間では知る人ぞ知る(?)芋焼酎の飲み方の一つ。
ふくよかな芋焼酎の香りが、牛乳のやさしい口当たりにとっても合うんです!
飲んだ瞬間、こにくは「おかあさん・・・!!!!」という気持ちになります。

割合は焼酎3に対し、牛乳7くらいの比率がベストかと思いますが、お好みで調整してください。
寒い時期にはホットでもおすすめですよ。
ただ、かなり回るのでご注意を!!
4. アルコールラバーよ永遠に!
身近にあるもので、華やかになるお酒の世界。
無限の可能性が秘められていますよね!
どんなお酒も無駄にせず、これからも一滴も残さずに飲み干していこうと、心に誓ったこにくでございました。
そして、アルコールラバーのみなさんのお役に立てたのであれば、幸いでございます。
では、また!