ゆるがしこい節約メディア「ゆるぢえさん」

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はじめまして。妙齢の妙玲子(みょう れいこ)と申します。太った社長の命令によりゆるぢえさんに記事を書かせていただくことになり、変な髪型の編集長に命名されました。30代独身だから妙玲子って安直すぎない?大丈夫?スベってない?と思いつつ、妙齢なのは事実だし、まぁいっかと与えられた名前を受け入れております。ふつつか者ですが、どうぞよろしくお願いいたします。ところでみなさんは、普段どんなことで悩んでいますか?

私の三十路過ぎてからの大きな悩み(の一つ)……それは、「似合う服が限られてくる」ということ。10代20代の読者はピンと来ないかもしれませんが、オーバーサーティー女性ならわかっていただけると思います。ふと鏡や窓に映る自分を見て「あれ?」ってなる感覚。つらいですね。

そんな今の私の服はだいたい白・黒・紺・茶・グレー・ベージュ・カーキ色の、無難なデザインのものばかり。まるで「日本人 30代 女性」で検索して出て来たロイヤリティフリーの写真の人が着ている服のようです。

インスタでコーディネートを載せてる人のポーズ。夏服なのは気にしないでください。

「もういいじゃん、ジョブズだってマーク・ザッカーバーグだって毎日似たような地味な服じゃん。ノームコア、ノームコア!」と私のファッション欲は今死にかけているのですが、これでも学生時代はおしゃれが好きでした。
大学1〜2年生頃。真緑のコートや真っ黄色のタイツ、真っ赤なコートなど、原色を取り入れたコーディネートが好きでした。若い。

少ないバイト代をやりくりして、ファッションを楽しんでいました。古着屋やフリマで安くて個性的な服を見つけたり、日記に「今日の服装」をメモしたり、していましたね。「大人になってお金稼げるようになったら、装苑に載っているようなミナペネポルンとかツモリチサトとかの憧れブランドの服を買うぞぉ〜〜〜」と意気込んでいました。ね。
でも、それが今やすっかりロイヤリティフリー素材的地味服ウーマンですよ。アラサーとして、イタいファッションはしていない。イタくはないけど、それでいいの?今の自分へ、あの頃の自分が問いかけてきます。

明日はなに着ようかな、と鏡の前でファッションショーしていたあの頃。
新しい季節が来るたびにワクワクしていたあの頃。
「装苑」読んでテンションが上がっていたあの頃。

あの頃の私が、今の私を見たらなんて思うでしょうか。土色の服しか着られず、ショップの店員さんと話す事すらためらう、今の私……。

…たまには、ファッションへのときめきを思い出したい!
妙齢のファッション迷子だって、おしゃれ上級者になりたい!

そこで、私、妙玲子は「ゆるぢえさん」という媒体の趣旨にのっとり、お金をかけずに、思い切りおしゃれを楽しめる、古着リメイクに挑戦したいと思います。

妙玲子

前フリ長えな。



普段は絶対着ない、おしゃれ雑誌の服たち。

古着を物色する妙齢の女

というわけで、やってきたのは大阪・天神橋筋商店街にある「レンタルボックス 商」

夏服なのは気にするな。

こちらは、ボックスごとにオーナーに貸し出しをしている、委託販売のお店です。手作り品や古着などがお手頃価格で販売されており、1着1,000円以下の古着がザクザク!早速、リメイクの素材となる古着を探しましょう!

普段着もあればドレスっぽいものもあるよ。


売り物はボックスのオーナーが決められるので、招き猫だって売っているよ。

ゲットした服はこちら!

今回のコーディネートに必要な金額

ピンクのパフスリーブ・・・200

フロントにプリーツの入った紺のトップス・・・350

ふわふわ黒レースミニスカ・・・850

ド派手な花柄ワンピース(新品)・・・1,280

シックな花柄ノースリーブ(新品)・・・500

なんと合計3,180円で5着、古着を買うことができました。
新品も含まれていて、お買い得すぎる。

さて、ここからが本番です。これらの服を、装苑っぽく、パリコレっぽく、リメイクしていきたいと思います。
イメージはこんな感じ。

画力は気にしないでください。

テーマは「花火」。土色の服じゃなく、パッと目の覚めるような服を着たいんです!妙齢だって、たまには西野カナみたいにパッと弾けたいよ。
型紙とかはいりません。適当に切って、縫っていきます。ちなみに私の裁縫レベルは素人です。家庭科でナップザックとかエプロンとか、作った程度。しかし、激安服なので失敗を恐れることはありませんね!

①まずは花火的なものを作ります。

パフスリーブを切り刻みます。

数年着ていないピンクのタンクトップ(自前)も、切り刻みます。

切り刻んだ布を、100均で買った滑り止めマットに通していきます。

この地味ぃ〜な作業をひたすら繰り返すと……

なんとなく「花火っぽいもの」に!
好みのサイズになるまで、適当に作業を続けます。

②次はトップスからスカートを作りたいと思います。

袖を切って、

ウエストになる部分にゴムを通す口を作ります。ここでミシンの出番です。久しぶりのミシン……。とはいえ、ただまっすぐに縫うだけなので、複雑な技術は入りません。
えいやーで、いけるいける。

ゴムを通せば、スカートの完成!

あ〜〜なんか、妙玲子世代のリボン読者なら誰もがハマった「ご近所物語」を思い出しますね。気分はヤザガク生
※ヤザガク……「ご近所物語」主人公のミカコが通う学校、矢澤芸術学園の略称。ミカコは服飾デザイン科。

③さて、あとはトップスですね。

これと……

これを……

こうじゃ!

ふたつを適当にくっつけただけ。ミシン要らない。手縫いでちょちょっと肩部分を合わせるだけでokです。

ところでお気づきでしょうか、①、②、③とどんどん作業がザツに、、いえ、簡単になっていることに。

④最後に頭飾りを作ります。

装苑っぽいハイファッションに欠かせない、頭飾り。とにかく大ぶりでふわっとしていればokだと思います。

なので、レースのスカートを、くるくる丸めて完成。


もはや切っても縫ってもいない。
雑、、いや、簡単すぎるリメイクです。

でもそれっぽいものができた。

作業開始から約5時間……。
ついに!後半から雑になったけどリメイク完了しました!!

早速、着てみましょう。

着用すると、スっとモデル立ちできる(気がする)。


ドヤ顔の自撮りだってナチュラルにできる。

ポイントは、あごのたるみを隠すようにヘアバンドを装着することです。(三十路過ぎると、たるみで輪郭が変わるんだよ☆)
ファッション性と小顔効果を両立。けっこういい感じじゃない? 私がヤザガク生だったら、ファッションショーで佳作くらい獲れちゃうんじゃない?

なんかテンションが上がって来たので、
このまま、外出してみたいと思います!!

マンションの廊下もフォトジェニックに。


歩道橋がランウェイに見える。

アンニュイな雰囲気が装苑っぽい。街灯がランウェイを照らしています。

イケてる!?けっこうイケてるじゃん、妙玲子! 変な名前つけられたけど、名前よりは妙齢感ないよ! どっちかっていうと、アジア系ハーフモデルのMYO-REIKOって感じ!

最後に

ふぅ。休日を丸々使って、瀕死状態だった「ファッション欲」を生き返らせることができました。
一応、今回のチャレンジでどれくらい得したか試算してみましょう。

一方、古着リメイクでかかった費用およそ3,000円!
ハイブランドのオートクチュール品の1000分の1の値段です。や っ す!
「想像力と数百円」という、新潮文庫の有名なコピーがありますが(もちろん糸井重里作)古着リメイクなら「創造力と数千円」で装苑・パリコレ気分を楽しめちゃいますね!

でもまぁ考えてみると、「妙齢だから地味な服しか着られへん。つらい」なんて、そもそも、自分が自分へかけた“呪い”なのかもしれません。
似合う・似合わないという判断基準じゃなくて、「自分がワクワクするか」という基準で、もっと服を選んでみてもいいのかも。年齢的にコンサバファッションにならざるをえなかった、本当はコンサバじゃない女性のみなさん!ぜひ趣味という形で、本来のファッション欲を解放してあげてください。心のストレスも削減(=節約)できますよ。
……なんて、いい感じで記事を終わらせようとしたのですが。

すみません。

最後の方の屋外写真、、、フォトショップでめちゃめちゃ修整・加工してました。

みんな、はやく妙齢になればいいのに。